プンタアレーナス（ペンギン島）
南米はパタゴニア、チリ。ここに夢のような島があります。
その島は、パタゴニア地方の中でも南部の、プンタアレーナス（Punta Arenas プンタアレナスとも）という街です。
街中はこんな感じ
この街に来る人のお目当は…そう、ペンギンさんです！！
パタゴニアにはいくつかペンギンに会えるツアーがありますが、プンタアレナースからは比較的手軽に行けるのが特徴です。
その島はマグダレナ島という名前で
約15万匹の野生のマゼランペンギンが生息しています。
実はプンタアレナスには２つのペンギンツアーがあり、１つは筆者が行ったマゼランペンギンに会えるツアー。もう１つはコウテイペンギンに会えるツアーです。
野生のコウテイペンギンを生で見れるのは、ここプンタアレナス、もしくは南極しかないということで、レア度は高いです。
しかし、このコウテイペンギンのツアー、遠くから眺めることしかできないと聞き、即決でマゼランペンギンのツアーに参加。
ツアー当日は朝7時に集合してバンで港まで移動します。そこからフェリーに乗り換えていざペンギン島へ向かいます。(港までは20分くらい)
予定ではオットセイの島を見てからペンギン島に向かうはずが、その日は風が強く、ルート変更して先にペンギン島に向かうことに。
フェリーに乗ること40分ほど…
見えて来ました！！
桟橋を進むと…そこにはペンギンさんたちが！！
観光客から歓喜の声が上がります。
わたしもこの島でかわいいとやばいしか言ってなかったと思います。
こんなペンギンや
あんなペンギン
赤ちゃんペンギンも
あれもこれもぜーんぶペンギン
かわえええええ
もはやペンギンは世界平和をもたらすとさえ思えてきます。
遠くにいるペンギンさんたちもいるので望遠レンズ持ってくるといいかもしれませんね。
望遠レンズを持っていない人も大丈夫。ロープの内側には入れませんが、こんな風にペンギンさん達がロープを横切ってきます。(注:触れることは禁止です)
こんな感じで45分間、島に滞在して心ゆくまでペンギンさんたちを眺めます。まさにユートピアです。
(この日は結局風が強すぎてオットセイを見ずに街に直帰しました。その分のお金はもちろん帰ってきませんでしたよ。)
水族館でもペンギンに会えるけど、これだけおびただしい数の野生のペンギンに会える機会はなかなかありません！
マチュピチュ、ウユニで有名な南米ですが、ぜひ足を伸ばして癒されに行ってみてはいかがでしょう？
アクセス
アレナースには空港はなく、最寄りのプエルトナタレスまでは飛行機で行けます。
そこから1日5便ほど、バスが出ています。所要時間は約3時間。
人気の便は繁忙期には埋まってしまうので、余裕を持って計画を立てましょう。
ナタレスにはバスターミナルがありますが、アレナースにはなく、それぞれのバス会社の前で降ろされる感じでした。
パタゴニアの街の中では栄えている感じです。
大きいスーパーやお店もたくさんあって、物を揃えるならここがいいかもしれません。
でもペンギンツアー以外あまりすることがないので、長居は無用。
《ツアーについて》
繁忙期(12～1月)には混み合うとの噂を聞き、事前に予約。料金は当日現地でクレジットカード又は現金で支払いました。値段は日本円で13000円とお高め。
実際当日は満席だったので事前予約がベターかと思います。
ホームページでは午前中のツアーしかありませんが、ツアー会社に行ってポスターを見ると午後のツアーもあったので、直接行って聞けば午後のツアーもあるかもしれません。
《持って行くと良いもの）
【上着】
風が強い日は体感温度が下がります。上着を持って行きましょう。
筆者の場合ですが、12月末で、ヒートテック+Tシャツ+ウィンドブレーカーでも寒かったです。
【酔い止め】
海が荒れている日はかなりフェリーが揺れるので酔い止めを持っていくことをお勧めします。筆者は帰りのフェリーの中でトイレから一歩も動けませんでした（笑）それでも行く価値あります！！
【望遠レンズor双眼鏡】
かわいいペンギンさんたちを余すことなく堪能しましょう。
宿情報
アレナースには日本人宿はありません(2016年12月)
地球の歩き方などに載っている宿に行けば、日本人に会える可能性は上がると思います。
参考程度に筆者が泊まった宿の情報を載せておきます
キッチンは使いにくいです。調味料も調理器具もマチマチ。
バス会社から少し離れているので荷物が多いとしんどい。
男女混合ドミ 7000チリペソ/泊
シャワーは水量も暖かさも十分でした。ロンリープラネット掲載の宿で、欧米人に人気。他の街から来た外国人が集まるので情報収集にはいいかも。
