ジブラルタル

「ジブラルタル海峡」と言われると、名前は聞いたことある!という方が多いのではないでしょうか。

私も高校時代は地理を専攻していたので、名前は知っていました。

ジブラルタルは、ヨーロッパの南西に位置するイベリア半島の、南東端に突き出した小半島を占める、イギリスの海外領土です。

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地図だけを見るとスペインなのかな?と思ってしまいますが、

1713年からイギリスの占領下にあるようです。領土権を巡って今もスペインとイギリスの間に争いが起きているのだとか。

そんなジブラルタルのシンボルとなっているのがこの「ザ・ロック」という巨大な一枚岩。

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ジブラルタル自体は東京の中央区より小さな町なので、ザ・ロックは町のどこからでも見ることができます。

この巨大な岩、1779年 – 1783年代に起きたジブラルタル包囲戦の際に掘られたトンネルが今でも残っています。

6箇所もの穴を開け、当時は4門の大砲を据えていたそうです。

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戦争によって穴をぽかぽかと開けられてザ・ロックもぼろぼろ、、、かと思いきや、他にも150箇所も鍾乳洞も持っているということに驚愕しました。

中でも最も人気なのがこの聖マイケル洞窟。

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規模的にはそんなに大きく内容ですが、中にはなんと、コンサートホールが作られていて、現在でも公演が行われているようです。

さらに、ザ・ロックにはロープウェイで登ることができます。

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426mもあるザ・ロックから眺めるジブラルタルならではの景色は迫力満点の絶景です。さらに、天気が良ければアフリカ大陸も見ることができます。

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また、ジブラルタルはヨーロッパで唯一猿が生息している場所だそうで、毎年多くの観光客が被害にあっているのだとか。猿は狂犬病ももっている可能性があるので、注意が必要です。

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そして、有名なのがこの空港。

ジブラルタルの土地が狭いために、自動車用の道路と飛行機用の滑走路がクロスしています。

飛行機を降りた後、せっかくなので歩いて渡ってみたいです。笑

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ジブラルタルは位置的にほぼスペインなのですが、やはりその町並みはイギリス領土を思わせるもののようです。

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お店も町並みもイギリスそのもの。南欧風の町並み。

戦争の歴史を持つ町であることから、今でも町にはイギリス群が建てた要塞があるようです。爆撃から逃れるために作られた地下の空間もあるようですが、今はレストランが立ち並んでいるんだとか。

すぐ隣にスペイン、アフリカ大陸という特殊な場所にあるジブラルタル。見所も多く面白そうな町ですね。




アクセス


ジブラルタルへの行き方です。スペインのアンダルシア州のラ・リネアにあるバス停から徒歩で入国するのが一般的なルートのようです。
ラ・リネアのバス停からは徒歩で10分かからない程度の距離だそうで、ザ・ロックを目印に歩けば迷うこともないんだとか。
ラ・リネアへはアルヘシラス駅、マラガやセベーリャなどの町からバスで行くことができます。
他にもマドリッドや、バルセロナからもバスが出ているようなので、バス停やツアーデスクで問い合わせて見るとすぐに見つけることができると思います。

宿情報


「Holiday Inn Express Campo De Gibraltar – Barrios」

朝食込み。とても綺麗なホテルです。

ジブラルタルには高級ホテルが多いのですが、このホテルは綺麗なホテルにも関わらず、お値段は日本のビジネスホテル程度とお得です。

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