プルゼニ

チェコの西部に位置するプルゼニ。人口17万人ほどの小さな街です。

ドイツ語ではピルゼンと呼ばれるこの街の名前、どこかで聞き覚えがあるのではないでしょうか。

ご存知の方もいるかと思いまが、ビールの製造法は大きく分けて3つに分かれています。

・ラガー(下面発酵)

・エール(上面発酵)

・自然発酵

このうちラガーに属するのがピルスナーという種類のビールです。

ピルスナーは大量生産が簡単で保存にも適していることなどから、現在では世界中のほとんどのビールはピルスナーに分類されるものになっています。日本のサッポロやキリンのビールもこのピルスナーになります。

前置きが長くなりましたが、そのピルスナーの発祥の地はここプルゼニなんです。

ドイツの呼び方ピルゼンと、ピルスナー、なんだか似てますよね、、、?

出典:https://www.belgianbeer.co.jp





国民一人当たりのビール消費量世界一など、ビール大国として知られるチェコ。

キリンビールの調査によると、チェコの人は日本人の3.4倍の寮のビールを消費しているのだとか。

この街で人気の観光ちとして、チェコを代表するビールブランド「プルゼニュスキー・プラズドロイ」の醸造所、「ピルスナー・ウルケル」があります。一日約200万本ものピルスナー・ビールがこの地で作られています。

この醸造所、ツアーに参加して施設内に入り、製造過程を見学することができます。

創業50周年を記念して建てられた門をくぐれば、広大な施設が広がっています。

出典:https://4travel.jp

出典:http://netafull.net/

建物に入ると、近代的なラインがあり、1時間に10万本以上の瓶ビールを製造している様子をみることができます。

出典:http://netafull.net/

ビール造りでは水が重要らしく、ピルスナー・ウルケルでは地下100mから組み上げた水を使用しているようです。ヨーロッパの水は硬水ですが、プルゼニの水は軟水なんだとか。

出典:http://netafull.net/

ツアーでは広大な地下室へも行くことができます。

出典:http://netafull.net/

出典:http://netafull.net/

ひんやりとした地下室では、樽から直接汲んだビールを飲むことができます。

出典:http://netafull.net/

できたてのビールは非常に飲みやすく、ビールが苦手なひとでもゴクゴクと飲めるようです。

出典:http://tabiprogress.click/

「プルゼニュスキー・プラズドロイ」の醸造所、日本とは異なるビール工場の雰囲気を感じることができて楽しいかもしれませんね。

英語でのツアーの開催時間は以下のようになっています。

月曜〜金曜:13:00、14:45、16:30

土曜、日曜:10:45、13:00、14:45、16:30



アクセス


プルゼニへの行き方です。

プラハから行く場合について書きます。

プラハの駅から鉄道が一時間に一本程度出ているようです。

出典:https://ameblo.jp

◼️鉄道

所要時間:1時間30分

料金:数百円〜1000円弱程度のようです。

出典:http://xelua.html.xdomain.jp/

プラハのフロレンツからバスも出ています。一時間に一本以上はでているようです。

◼️バス

所要時間:2時間30分

料金:数百円から千円程度

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です