コタキナバル

マレーシアのリゾート地といえば?

一番に頭に浮かんでくるのは「ボルネオ島」という名前ではないでしょうか。

そんなボルネオ島にある「コタキナバル」という街が、現在マレーシアの穴場リゾートとして知名度を上げつつあります。

コタキナバル基本情報

マレーシア・サバ州の首都コタキナバル。コタキナバルは「キナバルの街」という意味を持っています。

通称「KK(ケーケー)」と呼ばれ、マレーシア国内だけでなく世界的にこの愛称で親しまれています。

ボルネオ島の北部にあるこの街。マレーシアには東南アジア最高峰の山「キナバル山」がありますが、コタキナバルはその麓に位置しています。

(去年、成田空港で乗る電車がどれか聞いてきたマレーシア人が、キナバル山のトレッキングをゴリ押ししていました。いつかいってみたい。)

世界最大級にして最強の匂いを放つ花「ラフレシア」などの動植物が生息する熱帯雨林に囲まれていることから、世界中から自然を愛してやまない観光客が集まってきます。

美しいビーチにも囲まれており、ダイビングだけでなくゴルフ、スパなどのアクティビティを楽しむ旅行者から人気を集めています。

小島への玄関口「Jesslton Point」

コタキナバルからはボートで10分程度で綺麗なビーチに行くことができます。

コタキナバルの海も綺麗なのですが、ボートで移動することによって海の透明度もグッと上がります。

ボートの乗り場は町の中心地から北へ歩いて10分の場所にある「Jesslton Point」という場所です。

Jesselton Point image

出典:http://cavinteo.blogspot.com

町の中心地からはちょっと離れていますが、あちらこちらの小島へのボートがこの場所から出ています。

お土産屋さんや食堂、カフェなどもあるので船に乗る前にくつろいだりもできます。

また、この場所はちょうど西側に開けているので、夕方の時間帯には綺麗な夕日を眺めることができます。

島から帰ってきたら、ゆっくりと夕日を眺めながらレストランの外のテーブルでのんびりビールを飲むのもいいかもしれませんね。

神秘の島々 熱帯魚の楽園

Jesslton Pointからはコタキナバル周辺のいくつもの島にアクセスできます。

コタキナバル沖には距離にして10kmほどの場所に「トゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園」に指定されている代表的な5つの島が点在しています。

各島にはそれぞれ往復RM30ほどで行くことができます。

また往復の料金以外に、各島への入島料として大人RM10、子どもRM6の料金がかかってしまうのでご注意を。

それでは、それぞれの島の特徴を紹介します。

サピ島

透明度が高く、海遊びに最適なサピ島。

サピ島の写真

出典:https://whattodoinsabah.wordpress.com

広さは約東京ドーム2個分と小さな島ですが、シュノーケリングだけでなくバナナボート、パラセイリング、シーウォーキングなどのアクティビティが豊富です。

そして1番の魅力はなんといっても、ビーチから泳げる距離にサンゴが生息していて、チョウチョウウオやクマノミなどと言った沢山の熱帯魚が見られるということ。

ビーチにはトイレやシャワーなどの設備も整っており、バーベキューができる設備もあります。

海だけでなく、森を散策するのもオススメです。

島内いは野生のオオトカゲがおり、かなりの確率で出会うことができるようです。

島の天候は夕方になるほど雨が降る確率が上がるらしいので、午前の便で島に行き、夕方前の便で帰路についたほうがいいでしょう。

ガヤ島

先述した代表的な5つの島の中でもっとも大きいガヤ島。

ガヤ島の写真

出典:http://www.naturalis-expeditions.com

他の島同様、海水浴が楽しめることは当然のことながら、この島にはトレイルがいくつも設けられており、ジャングルウォークを楽しむことができます。

沿岸はフタバガキ科の高木林で覆われており、野生動物も多く生息しています。この島でしか見ることのできない固有の植物もいるようです。

約2キロのジャングルトレイルツアーに参加すれば、熱帯雨林にあるさまざまな木々について学ぶことができます。

しかし、日中はかなり暑いようなので、トレイルに参加する際には熱中症対策は必須です。

マヌカン島

ガヤ島に次いで、5つの島の中で2番目に大きな島マヌカン島。

マヌカン島の写真

出典:https://www.manukan.com

この島ではサピ島同様、さまざまなアクティビティを体験することができます。

本格的なダイビングこそできないものの、シュノーケリングでサンゴ礁のまわりにいる熱帯魚をみて楽しむことができます。

島には真っ白なビーチがあるので、日光浴をしながらのんびりとビーチで過ごしたいという方にオススメです。

オプショナルツアーに参加すれば、ジャングルトレッキングにも参加できるようです。

マムティク島

マムティク島は海の透明度が高く、シュノーケリングにオススメのスポットです。

マムティク島の写真

出典:https://masenangtravel.com

この島はサピ島、マヌカン島に比べて観光客が少なく静かです。

他の島と比べて海が途中から深くなっており、安全面から旅行会社が団体ツアーに参加しないということが、その理由だそうです。

ですが、逆にその深くなっているポイントで珊瑚礁や珍しい魚をたくさん見ることができます。

泳ぎに自信のある方で、一味違うシュノーケリングを楽しみたいという方におススメです。

スルグ島

スルグ島もマムティク島同様、他の島に比べると何もないのが特徴の小さな島です。

スルグ島の写真

出典:http://www.sunnyrainbowtours.com

他の4つの島に比べて行く人もかなり少ないようで、施設もなにもなく、人もほぼいないようです。

何もないという無人島の感覚に触れてみたいという方にオススメかもしれません。

ホテル情報

高級ホテル

コタキナバルはリゾート地なだけに高級ホテルが多数あります。

シャングリラ・タンジュン・アル・リゾート

ネクサスリゾート・カランブナイ

などの5つ星ホテルがいくつも点在しているのですが、その中でも旅行者に人気が高いのが「シャングリラ・ラサリア・リゾート」。

パンタイダリットビーチと熱帯雨林に囲まれたこのホテルはコタキナバル屈指のリゾートホテルです。

サパ自然保護区、ゴルフコースなどを備えており、サバ州の魅力を満喫できる絶好のロケーションになっています。

中級ホテル〜安宿

「リゾート地だから高級ホテルしかないのでは、、、。」

と思った方もいるかもしれませが、コタキナバルの中心地には中級ホテルからバックパッカーが泊まるような安宿もたくさんあります。

1,500円くらいから泊まれる場所があるようなので、街を散策しながら宿をきめると良いと思います。

長期旅行でふらっと立ち寄っても泊まれる場所を選べるので安心ですね。

アクセス

コタキナバルにはいくつもの国際線が就航しています。

最近ではエアアジアなどといったLCC(格安航空会社)も増えアクセスしやすい場所となりました。

【楽さ重視】成田ーコタキナバル

成田からコタキナバルへはマレーシア航空の直行便が出ています(月木土のみ)。

会社勤めで時間が無い方にとっては、乗り継ぎの時間はもったいなですよね。乗り継ぎがないのが一番楽です。

お盆正月などのハイシーズンには往復10万を超えてしまうようですが、安い時期を狙って行けば往復6万円台で予約することも可能なようです。

【安さ重視】クアラルンプール経由ーコタキナバル

LCC(格安航空会社)といえば?の質問でおそらく一番に頭に浮かんでくるであろう航空会社「エアアジア

乗り継ぎ便の場合、一旦経由する空港で荷物を受け取った後、再度チェックインするというのが一般的ですが、エアアジアでクアラルンプールを経由してコタキナバルへ向かう場合は、これを省略する「フライスルー」で予約することが可能になっています。

料金は時期や空席状況によって変動します。

格安航空券の検索には「スカイスキャナー」が便利です。海外に限らず、国内でも航空券を予約する際にも最安値の航空券を検索できるので重宝しています。

スマホアプリにもなっており、変動する航空券の料金を瞬時に検索することができて便利です。

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